釣り🎣タナゴ

久しぶりに釣りに行った。目的地は霞ヶ浦エリア。タナゴが釣れるところは一般的にひみつだ。色々情報をあつめてたどりつく。今回は地元の釣り人とから得た情報の場所。仲間と2時間かけて着いた先は何でもない田んぼの中を流れる川。

あらかじめ買ったしかけを竿先につけグルテンを針先にすこし。タナゴの口は小さい。エサが大きいとウキは反応するけどかからない。ウキに集中し魚との騙し合いをする静かな時間。何もかも忘れひたすらウキを見つめる。水面とウキが一体化するのでひいているのかどうかもわからなくなる。子供の時も良く感じたなこの感覚。ウキが水面から吸い込まれるようによこに走る。モロコだ。これはターゲットではないが釣れないよりは何倍も楽しい。子供の時に置いてきた釣りのワクワク感を思い出す。そうこのなんとも言えない竿から伝わる独特の生き物の叫び。小さくてもそれなりに魚から伝わってくる。親父もずっとこの感覚に魅せられてたんだなと思う。

目的のタナゴの釣果といえば邪道の網カゴでの数も入れて30匹。時間をかけて行った甲斐あるひとときだった。定年まであと10か月を切った今だんだん今まで見えなかったものが見えるようになってきた。今までなんでもなかったものに感動したりする。順調に歳をとっているのだと思う。
小さな命は今部屋の水槽の中で以前からの仲間たちと一緒に過ごしている。いつか逃してやらないとな。