定年まあじいの趣味三昧

定年後を自由に生きるまあじいの日記

旅行🚗竹田城跡

最近母親の施設入所への手続きや引越しもありブログを更新できていなかった。ということでここで更新します。

前回の旅行でのポイントの活用もあり、今回のドライブ旅行は「蛍」と「天空の城 竹田城跡」を目的に朝来市までロドスタで播但有料道を走しる。蛍や竹田城に特別な思いはなかったけれどコロナ自粛のなんとなく閉塞感を感じる毎日だったので、ただ解放感を感じたいという思いが大きい。2時間弱で到着。城下町らしく街並みは昔ながら古い佇まい。この季節はどうなのかわからないけど観光客はほとんどいない。まずは腹ごしらえをすべくロドスタで徘徊。ざるそばを食うつもりが空腹にまけハンバーガー屋へ。飲み物とセットで1000円という結構な値段。旅雑誌で名物っぽく紹介されていたけれど、ハンバーガーで名物はないやろうと思ったが、結構これがうまい。竹田城に登ぼる前のエネルギー供給にはうってつけだ。ざるそばよりよかったかも。。
オーナーに竹田城跡へのルートをおそわり早速登る。駅の裏側より登るらしいが、ちょうど1時間に1本のディーゼル列車が着いたところ。のんびりしてる。
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駅裏神社鳥居より登山口へ。城跡まで40分くらいということでたいしたことはないなと思っていたが、あにはからんや。登山道が整備されていたのは途中まで。あとは岩だらけの本格的山道。おいおいこんな道を40分もあがるんかい。。前日の雨でぬかるんでるし、蒸し暑いし、サンダルだし。。還暦の身体にはきつい。嫁もどんどん無口になってゆく。料金所までの距離表示をみながらひたすらのぼる。だあだあ汗かきながら休み休みなんとか料金所にたどり着いた。
写真(山道)
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竹田城跡は高低差もあり結構広い。城があったときはさぞかし立派な城だったんだろう。姫路城のあの優雅さはないけど戦える山城の様相。どこか松山城ににている。40分もの登山だけあり結構高さがあり城下町が傘下に見渡せる。すごいところに城を作ったものだ。ここに住むお殿様は大変だと思っていたけれど、案内のおじさんによれば、ここには敵襲来を監視、籠城する場所で城主はすまなかったらしい。確かに毎日毎日こんな不便なところに住む理由は全くないわなぁ。妙に納得しました。案内おじさんは「マチュピチュ」とうまく言えてなかったけれどここはそうらしい。確かに日本のマチュピチュの雰囲気はある。
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下りをバスで帰るのもなんとなくもったいない感じがしたので帰りも同じ道を下山した。くだりはくだりで膝に来る。やはり還暦の身体にはこたえるなぁ。途中蛍をみつけた。やっぱりいるんや。子供のころはそこらじゅうにいたけれど今はほとんどみない。孫にもって帰ろうと思ったけれど見たければ連れてくればいい、成虫は寿命も短いしたくさん増えてほしいのでやめた。。
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写真(距離表示、蛍、出口)
宿は古民家をリニューアルした独立した一棟貸し。道路きわに建っているのでクルマが通るたびに建具がゆれるのは難点だけれどそれ以外はなかなかしゃれた雰囲気だ。早速風呂に入り楽しみの晩飯。ここ山奥ではたいした特産もないのだろう定番の牛肉。口どりにはサザエや季節外れのカニ(冷凍)。ひとり200gのしゃぶしゃぶと聞いていたけど本当に200gあるのか微妙な少なさ。まあまずはともあれ待望のビールじゃ。登山で疲れたの身体にしみこんでいくのが実感できるこの瞬間。「俺たち生きててよかったなぁー嫁!」お酒もうまいし、しゃぶしゃぶもうまい。こんな時間をいつまで味わえるんやろう。今度どこへ行くかなぁ。と次の旅行を考えている。
たわいない話をしながらも腹も喉も潤ったのでまだ外は明るいけど目的の光る蛍を探しに再度外へ繰り出した。
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日が落ちる中、蛍探し。水際にいると聞いていたので川沿いを探すも全然いない。ハンバーガー屋のオーナーの話ではこの川にいるとの事。小一時間ほど探しつづけあきらめムード、ずっと道側から草べりを探すのを、水際の草べりを川の方から眺める。ほのかに光る緑色。「おったーっ!」やっとみつけた。久しぶりの高揚感。子供時代の感覚を感じた瞬間。もう半世紀前のことだ
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蛍をあとに街中をほろよいで散策。そこになんとなんとアマチュア無線クラブ局があるではないですか。昔懐かし往年の無線機がずらり。トリオTS520もヤエスFT101も。。。すべて完動品らしい。無線機だけではなく、学生時代にもっていた短波ラジオ ソニースカイセンサーシリーズ。ナショナル(現在;パナソニック)のクーガーシリーズ。その他古いものを展示している。最近アマチュア無線を再開したせいもあり超感動!長いをさせてもらいました。オーナーの松山さん。遅い時間にも関わらずお邪魔させて頂き大変ありがとうございました。また空でつながることを期待しています。
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ということで、今回も思い出深い旅になったことは、企画をしていただきました嫁のおかげです。ありがとうございました。